今回は、広報部TOPICSの番外編として、
広報部かわうそのひと夏の挑戦を綴りたいと思います。
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タイトルにある通り、漫才の頂上決戦「M-1グランプリ」に出場いたしました!
私は元々お笑いが好きで、何よりM-1オタクでもあります。
好きなM-1戦士は「和牛」です。そう、あの。決勝常連の。実質王者の。
解散発表直後は、魂がしばらく旅に出ていましたよ…
あの時は社員のみなさんにもご心配をおかけしました。
和牛のM-1出場最終年(2019年)にインタビューをしたこともあります。
ネタの作り方やこだわりなどを本人の口から聞かせていただいたのは本当に貴重な思い出です…
尊敬してやまない伝説のコンビ!フォーエバー和牛!(届けこの思い)
さて、広報部かわうその本職?は、ディレクター兼ライターです。
そんな私がM-1に出場するからには、
生まれながらに身につけてきた笑いの感覚(大阪生まれ大阪育ち)と
ライターとして培ってきたライティング力を活かさない訳にはいきません。
人生初、漫才台本を書きました。
今回台本を書くにあたり意識したポイントを3つ挙げたいと思います。
①2人の会話が自然かどうか
漫才とは、ボケとツッコミが織りなす会話劇。たわいもない話が軸となり、そこに意外性や「間」などのエッセンスを加えていく…という風に思っています(個人の見解)。
相方は学生時代からの友人だったので、私たちらしい「友達同士の会話」として自然なのかを意識しました。これまでの会話の中で自然と笑いにつながった会話を思い出しながら、ネタを構成していきました。
②テンポは軽快さが命
1回戦は制限時間2分。これが意外と短い。2分で笑いをとるなんて素人には酷すぎる!(でもやらなければならない……)。何度も書き直してはネタを合わせて調整していきました。その中でも「テンポ」に関しては、①のポイントにも通じますが、例えばボケを入れるタイミングやツッコミの間合いは、テキストを書いただけでは見えてきません。また、この方がわかりやすいだろうと書き足した言葉のせいで、セリフ量が多くなって流れが悪くなってしまったり、ボケ・ツッコミが薄まってしまったりなどありました。
③語りすぎない勇気も大事!
②のポイントも踏まえますが、ネタが伝わるかどうか心配で、つい説明や補足を入れてしまいがちですが、何でも説明しない、語りすぎない(見た人の受け止め方に任せる)ことも必要だなと感じました。ニュアンスで伝わることもある。その線引きは難しいところだなと感じました。ただ、万人が使わない・わからない言葉(例えば流行り言葉、ネットスラングとか)は本当に説明しないと意味が伝わらない場合もあると思います。その言葉選びには注意したいですね。
意外と通常のライティングにも通じることがたくさんあって、
仕事のスキルがここで活かせるとは!と嬉しくなりました。
そして改めて何かを書くこと・作ることの楽しさと、
笑いの奥の深さを実感!芸人さんへのリスペクトが高まりました…。
さて、ここまでつらつらと書き連ねてきましたが、
「で、結果どうやったん?」と言いますと…
1回戦予選敗退でした。残念。これで通っていたら説得力があったのですが…
来年のことはまだわかりませんが、とりあえずいい経験ができました!
2人以上のコンビで事前エントリー+当日2000円払えばだれでも1回戦に出場できますので、
ぜひ皆様も挑戦してみてください!
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