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毎月1回スタッフのデジタルマーケティングのレベルアップのために社内セミナーを開催しています。今月のテーマは「GA4とGTMの最新動向と活用法」。 今回も、デジタルマーケティングの専門家、田実 日出翁先生をお招きし開催しました。

知らないと損する?GA4の最新アップデート

2024年4月・5月に開催されたセミナーでは、GA4の新機能や変更点、参考になるカスタムレポートなどについて紹介いただきました。やはり2023年7月に本格化したGA4なので、いろいろと機能変更やバージョンアップが次々と続いています。

<GA4の新機能と主な変更点>

【1】GA4レポート機能から「Googleシグナル」削除
2024年2月、GA4のレポート機能から端末を横断した行動データを収集していた「Googleシグナル」が削除されました。これにより、性別や年齢層などのデモグラフィック属性や興味・関心分野のデータ表示がなくなるようですが、リマーケティングや広告での使用は継続できるようで安心しました。

【2】コンバージョンが「キーイベント」に変更
GA4とGoogle広告の「コンバージョン」の定義を統一するため、「コンバージョン」が「キーイベント」に名称変更されました。これにより、測定やレポーティングがシンプルになり、一貫したデータ管理が可能になります。
その他、GTMの変更ポイントも教えていただきました。2023年9月上旬からGTM内のGA4設定用のタグがGoogle製品全般で使える「Googleタグ」に変更されたとのこと。さらに、「GA4イベントタグ」の設定画面が変更され、共通パラメータを変数にまとめて設定できるようになったようです。

実務に直結!おすすめのGA4レポート

カスタムディメンションで精緻なデータ分析を実現!
GA4では、独自の分析軸を設けるために「カスタムディメンション」が利用できます。この機能を使うことにより、デフォルトのディメンションではカバーしきれない独自のデータ分析が可能になります。例えば、記事のカテゴリー別の分析や、記事を書いたラーター別の分析、会員のユーザーと非会員のユーザーを分けて分析することも容易になります。

セグメント機能を使いこなして高度な分析を!
セグメント機能を活用することで、取得したデータについて「何かしらの条件」で絞り込むことができます。「新規訪問者のみ」や「特定の地域からのアクセスを除外」など、多様な条件で絞り込むことが可能に。これにより、マーケティング施策の効果を詳細に分析できます。

コンバージョンしたユーザーとしていないユーザーの差を探る
コンバージョンまで到達したユーザーと、していないユーザーについて、サイト内で行動の違いがあるのかも容易に分析できます。そこの差を分析することで、「このページを閲覧したユーザーはコンバージョンしやすい」などもわかり、「どうすれば、そのページをもっと見てもらえるか」など、動線も含めたサイト改善に役立てることができます。
他にも、新規訪問者がどの程度リピートしているかを可視化できる「コホートデータ探索」レポートなど、かなりのパターンのレポートを紹介いただきました。これらを活用して、今後のレポート作成に役立てたいですね。

ヒートマップでサイト内行動を可視化!

Microsoft Clarityは、無料で利用できるヒートマップツールです。ユーザーのクリックした位置やスクロールなどを視覚化し、サイトの改善点を見つけることができます。また、セッションのレコーディング再生機能もあり、ユーザーの行動を詳細に分析することが可能。このヒートマップ解析はすごく直感的で、すぐにでもクライアントに提案したいと思いました。

また、「Page Percentizer」についてもご紹介いただきました。Page Percentizerは、Webページのスクロール深度を可視化するChromeの拡張機能です。Webページを10等分し、ユーザーがどこまでスクロールしたかを一目で把握。これをGA4のカスタムイベントと組み合わせて活用することで、より詳細なユーザー行動の分析が可能です。

今回のセミナーも実践的な内容が多く、Webマーケティングに役立つヒントが満載でした。 次回のセミナーは「Microsoft Clarity」をさらに深掘りして展開する予定です。お楽しみに!

<田実先生のプロフィール>
田実 日出翁(たじつ ひでお) ウェブ解析士マスター。総合広告代理店で約30年もマスマーケティングとWebマーケティングのプランナーとして従事し、2018年ウェブアクセル合同会社を創業。マスとWebの両方に通じているマーケティングプランナーとして、「お客様の成果にコミットする」をモットーに、戦略立案から制作・運用・解析、人材育成まで幅広く活動。大手広告代理店や大手新聞社など、数多くの企業でセミナー講師を務めている。ノース・ヒル顧問。

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