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話題になっているChatGPTを使って、どこまでコーディングができるか? まずは簡単なレイアウトから、試していきます。

その前にChatGPTとは何か?

「OpenAIが開発したAIです。大量のテキストデータから学習し、人間と自然な対話を行う能力を持つ言語モデルです。人間の質問に対して詳細な回答を提供したり、さまざまなトピックについて会話を進行することができます。」

とChatGPTに回答してもらいました。

サイトの構成案を作成

まずは、「ヘッダー」「メインビジュアル」「メインコンテンツ」「フッター」と最低限の要素で完成イメージを作成します。

コーディングの指示書を作成

指示書の作成前に、  デザインからコーディングできないか「ChatGPT」に試しに聞いてみました。 

質問:デザインからHTML、CSS、JSのソースコードを作成できますか?

回答:私は直接デザインからHTML、CSS、JSのソースコードを作成することはできませんが、デザインの概念や要素についての説明を受け取った上で、それに基づいてHTML、CSS、JSを示すことはできます。

やはりデザインを読み取ることができないようなので、指示書を作成しました。(画像読み取りも可能みたいですが、デザインを読み取るほどの精度はないようです)

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●大枠のレイアウト

・ヘッダー

・メインビジュアル

・メインコンテンツ

・フッター

●コーディング仕様

・コンテンツ幅は960px

・CSSは外部スタイルシート

・Javascriptは外部ファイル

・フォントは游ゴシック

・画像はimagesフォルダ、CSSはcssフォルダ、Javascriptはjsフォルダに格納

・最新のjQueryを使用

●ヘッダー

・コンテンツの左端にロゴを画像(SVG)で設置

・ヘッダーの上下に10pxのpaddingをつける

●メインビジュアル

・横100%、高さ500pxで表示

・画像をフェードイン・アウトで3枚切り替え、ループさせる

・「Planning & Design」をh1で中央に固定表示

●メインコンテンツ

・About、Productをh2で配置

・About、Product はh2に下線をつけて、中央寄せ

●About

・h2の下に本文を「ダミーテキスト」で1行40文字の3行表示、太字で中央寄せにする

●Product

・画像(300px×200px)+見出し(h3)+本文の3ブロック3カラムの両端揃えで表示

●フッター

・コピーライト「© サイト名 All Rights Reserved.」を中央配置

・フォントカラーは白、背景色は黒

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突貫で作成しましたので、かなり雑な指示ですが、どこまで汲み取ってもらえるか?

Javascript(jQuery)で画像のフェードイン・アウトを実現できるかも指示書に記載したので、どこまで実装できるかも楽しみです。

指示書をChatGPTに入力

「次の条件でHTML、CSS、Javascriptのソースコードを記述して」と指示書と一緒に入力すると、HTML、CSS、JSにわけてソースコードが回答されました。

親切に解説をつけてくれています。

では、実際にブラウザで確認してみましょう。

めっちゃ崩れてる!

「ブラウザチェックしてください。」と言いたいところですが、恐らく指示が悪いと思うので、追加指示で修正していきます。(段階的に指示した方が良さそうです)

追加指示をChatGPTに入力

まずはfloatのクリアが出来ていないため、「CSSはfloatを使わずに、Flexboxを使用して」と追加指示を入力。

ブラウザチェックではレイアウトが整ってきました。さらに気になる箇所や追加要件を数回に分けて入力していきます。

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・メインビジュアルは横幅を100%表示にして

・Productは1つしかソースが記述されていないので「HTMLのProductは3ブロック記述して」

・Productのh2はFlexboxで横並びにしないで、3ブロックをFlexboxで両端揃えにして

・Productのh3と本文は左寄せにして

・Aboutの本文は40文字で改行して

・ブラウザのCSSをリセットして

・head内にOGPタグ、ファビコン、GA4のタグを追加して など

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今回は見送ろうと思っていましたが、レスポンシブデザインの指示も追加してみました。

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・レスポンシブデザインにして

・メディアクエリで768px未満をスマートフォン表示にして

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完成形のソースを記述してもらう

追加指示が完了したら「これまでのHTML、CSS、Javascriptを全て合わせて記述して」と入力。全てのソースをまとめて回答してくれました。

再度ブラウザで表示チェックをしてみました。

マージンなどの調整がまだ必要ですが、初回の回答よりはデザインイメージに近づきました。画像のフェードイン・アウトやレスポンシブデザインも実装できていました。

まとめ

今回は初めて使用したとこもあり、どのように「指示(プロンプト)」すればいいのか手探りでしたが、もっと「指示」を工夫すれば、効率的にコーディングできそうです。

ソースの解説も回答してくれるので、コーディング初心者は学べることも多いと思います。次回はCSSやJSを使用してアニメーションなど動きのあるページを実装できるかを試していきます。

またAIは急激な速度で進化していますので、画像(デザイン)を読み取って、コーディングを自動化する日がすぐにやってきそうです。

セミナー抄録 第2回「BIツールLooker Studioでできること」
セミナー抄録 第3回「コンバージョン最適化について(前編)」
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