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社内報の中でも王道企画の一つに「編集委員が社長にインタビューする」というページがあります。普段お話する機会の無い社長に色々お聞きできる絶好のチャンス!でも、何を聴けばよいの?と戸惑う気持ちありますよね。そこで今回は、新米社内報 委員さん向けに、えらいさんへのインタビューの段取りについてご紹介します。

1.社長のことを知ろう!

まずインタビューの前にすることは「インタビュー相手のことを知る」こと。社長あいさつや社史、社是、行動規範、企業理念、経営計画、決算報告書などで自社のことをチェック。さらに新聞や雑誌などの社長取材記事、著書が手に入る場合は目を通して、会社の方針と社長のことを勉強します。社内報で社長のご趣味やマイブームなどが書いてあればラッキー!話題に詰まったときやアイスブレイクに活用しましょう。

2.インタビューシートを作成

インタビューテーマを決めます。このあたりは編集委員などで決められていることもありますが、今回は新年号に掲載する「会社の未来や新年の抱負」とします。社内報なので社長にはざっくばらんに会社について語っていただきたいものです。

テーマが決まったら、そこに紐づく質問の中項目を考えます。

1. 去年できたこと/できなかったこと
2. 今年すべきこと
3. 具体的にすべき行動について
4. 社員に期待すること

質問例を以下に記します。
1.去年できたこと/できなかったこと

質問例)去年を振り返って〇〇の発売が私の中で一番印象に残っています。社長ご自身や会社でもどちらでも差し支えございません。去年のトピックスや印象に残った出来事を教えていただけますでしょうか。

ここで「去年のトピックスは何ですか?」と丸投げせず、私は〇〇だと感じていますと話すと、社長も具体的な話題をしやすくなります。今年を皮切りに、未来にむけたトピックスになりそうな事柄を交えて、質問項目を作成しましょう。インタビュー前にインタビューシートを提出しておくと、あらかじめ社長や広報の方が回答を考えてくださいます。なるべく早めに提出すると安心です。

3.「緊張しています」と言ってOK

えらいさんにお話を聞くのですから、シュッとカッコよく賢くみられたい!スマートさを追求してしまいそうですが、実はそれはあんまり意味がありません。滑らかに話すよりも、ゆっくり聞き取りやすいトーンとスピードで誠実に質問する方が、安心感を持っていただけます。あとは、緊張していればそうと言っても大丈夫!尊敬しているからガチガチになっているのが分かるなら社長も怒ったりされません。

まとめ

1の下調べがインタビューはとっても重要。きちんと準備すればするほど、本番はどっしりと落ち着いてお話を聴くことができます。どうしても困ったらときの必殺技は、同席している先輩や上司の方に「〇●さんは、この件どう思われますか?」と振ってみてもいいかも。個人的に聞いてみたいことは最後に聞くと良いですが、緊張していると忘れてしまうので質問シートやノートの端っこに書いておくとベター。案外そこから原稿が広がる場合もあるので忘れずに聞きたいところです。

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