自社で運営する大阪観光に関するサイト「OSAKA NOSTALGIC SOUND TRIP」内の新企画で大阪の発展に貢献した偉人たちを紹介するコーナーが予定されています。
そこでは、偉人たちをクリックすると動き出す仕掛けがあります。今回は、パペットツールを使って作成した豊臣秀吉のアニメーション動画の話を公開前に少し話したいと思います。
パペットツールとは?
パペットツールというのは、Adobe After Effectsの中にある機能の一つで、イラストなどにピンを刺して操り人形のように動かしアニメーションをつけることができるツールです。
イラストから動かすイメージを膨らませる
豊臣秀吉のイラストを動かすにあたって、まずイラストからどんな動きができそうか、どんな動きが面白そうか、背景はどんなのがあるといいかなどを考えてから作るようにしました。
また、動きをつける際に動かしたいパーツ(今回は、体、目、口、手、眉毛、髭)をあらかじめ決め、Adobe lllustrator上でレイヤーを分けるようにしました。
豊臣秀吉の場合は、特徴的な髭が風で揺れている動きや、扇子を叩いている動きをパペットツールで動かすことにしました(他の偉人で作成する場合も、それぞれの特徴を見て、動かせそうなものなどをパーツ分けします)。やっぱりここも動かしたいと後から思うこともあり、その時は少し手間がかかりました…。
ピンを打ち操る
パーツ分けができたら、いよいよAdobe After Effectsのパペットツールを使って動きをつけていきます。
動かしたいパーツに「ピンツール」を使い、動きをつけていきます。便利な機能ですが、ピンを刺す場所を間違えれば変な動きになるので注意が必要です!(変な動きも、おもしろくもありますが笑)
①ツールパネルからピンツールを選択
②動かしたい箇所にピンを打ちます
③扇子を叩いているように動かします
④大阪城などの背景もつけてみました!
まとめ
今回パペットツールを使用して、動かしたい場所にピンを打つことだけじゃなく、動かないようにするためにピンを打つことも考えながら操作しました。意外と動きをつけるのは難しかったですが、興味を持った方は是非使ってみてはいかがでしょうか。
また、制作したアニメーションが活躍する「偉人を紹介するコーナー」は、公開を目指して鋭意制作中!乞うご期待!
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